陽之裏

3月21日金曜夜の稽古。

今日は休日出勤だったのですが、ちょっと早めに失敬できたので、夜の稽古に行きました。久しぶりに風の冷たい日でした。

 

さすがに世の中は3連休です。3階の道場ではなぎなたの稽古をしている人が二人いただけです。空手?をする人が後から3人ほど来ましたが、贅沢に場所を使うことが出来ました。

 

まずは、大石神影流です。陽之裏に取り組みます。

一本目から四本目までは体が勝手に動くようになりました。

本部稽古のおかげで、打太刀の動きも分かるようになりました。

でも、五本目の夜闇からが大変です。一気に動きが増えるのです。一本一本が長い。鼠蹊部をゆるめ、体軸を意識して、上体が崩れないようにします。

さらに。

手の内を工夫するようになりました。握らない。小指と薬指を引っ掛けるようにしてやさしく包むようにする。そのまま、斬撃をする。腕が落ちるように切り下ろします。まだまだ色が、切り付けるぞという色が出てしまって、手の内も腕も強張ります。そのせいで、鼠蹊部も体軸も崩れてしまう。

結局、居合も大石神影流も同じことなのです。

打太刀をやったり、仕太刀の工夫をしたり、通しで何度も稽古したりしているうちに2時間が経ちました。

 

おっと、居合の稽古もしたい。

大森流、英信流表、太刀打、詰合。やわらかく抜き付け、やわらかく斬撃をし、やわらかく受ける。というイメージで稽古をしているのですが、どうでしょう。

一人稽古だから、業が効いているのか分からないのが悲しいですね。

でもでも、一人稽古は大事なはずです。

 

最後は、いつもどおりの横雲を、と思いましたが、もう一度陽之裏を稽古しておしまいにしました。さすがにくたくたになりました。

 

                          平成26年3月21日