棒の体にご用心

6月7日土曜午後の稽古

 

昨晩も飲みすぎて、気が付くと終電の時間はとっくに過ぎていました。

仕方がないから3軒目まで行って、さていつもの?サウナへ…閉まっていました。

改装工事中!ホテルもどこも満室です。景気がよくなってきたのですね。

仕方がないから、駅前の漫画喫茶に入りました。5時間で2180円。安いような高いような。個室もあって、横になれるのですが、酔いも醒めてきて眠れなくなりました。時間つぶしの漫画はたくさんあるので困らない。

私が入った後にも、行き場をなくしたサラリーマンが続々とやってきていました。

始発で帰宅しお昼まで寝て、起きるともう稽古の時間です。

健康診断で、肝臓が弱っていると言われています。飲み過ぎてはいけない。

自戒しましょう。

 

小雨が降って、じめじめ暑いのですが、我が家にはエンジン搭載の乗り物がないので、自分の足でてくてく歩きます。

 

さて稽古。今日は赤がねさんと二人の稽古です。

赤がねさんは毎回稽古に参加しています。礼法、立ち居、歩法、斬撃の稽古に愚直に取り組んでいます。最初のころに比べると、ずいぶんなめらかな動きが出来るようになってきました。

稽古中にも言いましたが、気を抜くと体を棒のように使っています。歩法の際に踏み切り足である地面に着いた足(接地点)を中心にして、股関節が円弧を描いて、他方の足が接地する。つまり、足が棒になっている。

膝と足首を柔らかく使わなければなりません。そのためにもそけい部が弛まないと膝も足首も柔らかく使えない。関節を固定してしまうと、棒の体になってしまいます。

関節はいつも「アソビ」があるようにして、柔らかく使うことが大切です。

 

鏡の前で、歩法と斬撃を繰り返し稽古してもらいます。

 

その稽古を視野に入れながら、私は大石神影流の稽古。小太刀、陽之表、陽之裏、三学円之太刀を繰り返します。基本を丁寧にしているので、勢い、大石神影流の稽古も呼吸に注意したゆっくりした体の遣い方になります。丁寧に動きます。

 

で、あっという間に2時間半。

ここで、本日の稽古は終わりにします。

赤がねさんは2時間半が限界と言われていました。普段の体の遣い方と異なるので、疲れますね。ゆっくり心と体を改造していきましょう。

 

私は居残りで、無双神伝英信流の稽古。

英信流表と太刀打、詰合を稽古しました。太刀打も詰合もムズカシイ。

 

大石神影流を含めて剣術は誤解を恐れずに言えば、基本的に一度決めた手の内はそのままです。斬るにしろ突くにしろ手の内は大きく変わりません。柄を持ち、刀で斬り突くのです。当たり前ですけど。

 

居合でも、太刀打や詰合は、剣術流派の形に似ています。ところが、この太刀打や詰合でも、片手を柄から外したり、刀に手を添えたり、柄頭で突いたりと、剣術流派ではあまり見かけない技術を駆使します。刀をフルに使うのです。

 

ま、もともと刀を腰に差した状態から考えているので、刀を持った状態から始める剣術と発想が異なるのは、当たり前と言えば当たり前か。でも、柄を持った状態から始める太刀打の形もあるのに、簡単に?刀の部分で斬ったり突いたりはしないぞという気合?のようなものを感じるのです。もちろん、接近戦を制するための技術でしょうが、発想を固定しないということを徹底しているようで、面白いですね。刀という道具をフルに使うために、発想も自由度が高いように思えるのです。しかし、発想が自由でも、それを実現するのが、このワタクシの生身の体ですから四苦八苦するわけです。

 

といろいろやっているうちに、3時間半になってしまいました。

最後に横雲と稲妻を抜いて、本日の稽古は終了。

帰りは雨もあがって、ゆっくり歩いて帰宅することが出来ました。

 

                    平成26年6月7日