初稽古

初稽古は昨日で、今日は本年二日目。

居合は大森流、英信流表、太刀打、詰合、大小詰。

剣術は試合口、陽之表。

稽古会が終わった後で居残りをして、英信流奥の稽古。

 

英信流奥であっても、基本と変わらず力を抜いて楽に動かないといけないのですが、英信流奥は多敵や複雑な想定の形ですので、つい力が入ってしまいます。何かの本で読みましたが、土佐藩の最後の藩主である山内容堂公は英信流奥の形が好きで、何十本も続けて稽古をされていたそうです。一緒に稽古をしていた家来衆は途中でやめてしまうほどの打ち込み方だったとか。私などは家来衆にも及ばないですが、続けてやるとくたびれますね。

くたびれないように稽古しなければいけないのでしょうけれど。

 

ということで、今年のテーマは「くたびれないように稽古する」とします。

なんだか手抜きをして楽して上達しようという”よこしまな”心底があるように思えますが、そうではなく、心身をうまく使う方法を学ぼうという積極的な意気込みを込めたテーマであります。言い訳っぽいですけれでも。