4月12日土曜朝の稽古。
水曜、木曜、金曜と三日連続の懇親会で、お酒ばかり飲んでいた一週間でしたので、体調がよろしくありません。飲まないようにすれば良かったのですが、飲むまではそのようにしようと思ってもいたのですが、飲んでしまえば楽しく飲み過ぎます。
元来、お酒には強くないので、そんなに大量には飲めません。すぐに出来上がってしまって、そのまま酔いを維持しているという、非常に効率のよい酒飲みですね。それでも、二軒目まで付き合うと、翌日に影響が。そもそも、家にたどり着けない場合もあったりして大変です。
電車で寝過ごし京都まで行ってしまったり、逆にずいぶん前に電車に乗ったはずなのに、起きると同じ駅にいたり。往復して帰ってきちゃったんですねぇ。そういえば、先週の講習会も前日の飲み会の影響で、10分ほど遅れてしまいました。無理はするものではありません。
別に酒飲みの言い訳をしなくてもいいんですけど。どこか後ろめたい気がするのは何故でしょうか?うーん。
ともあれ。
さあ、今日はぽかぽか良い天気。体調を整える意味も込めて、歩いていきましょう。
おや、うぐいすが鳴いている。今年一番のうぐいすですねぇ。
あれ、桜がほとんど散っている。もう春なんですねぇ。
・・・20分も歩くと気持ち悪くなりました。やっぱりまだお酒が抜けていないように思ったんです。
それでも、稽古着に着替えて、木刀を手にすると、一気に武術モードに。
まずは、大石神影流の陽之裏から。先日の講習会では手の内を見ていただきました。
ずいぶん工夫して、剣道をやっていた頃から比べると、別人のような手の内になったと思っていましたが、師匠からするとまだまだです。握ってはいけないのです。
小指と薬指で引っ掛けるようにして、赤ちゃんの手のように柔らかくすること。
ムズカシイムズカシイ。
そのままの手で、張り、斬撃。剣道のように手の内を締めてはいけません。
感覚として分かってきていると思うのですが、修練するしかありませんね。
それから三学円之太刀。これもシンプルですが、ムズカシイ技です。シンプルなものほど、難しいのではないかと思います。三学円之太刀にも含まれていますが、大石神影流では、剣と剣を切り結んだところから次の技に入るものが多い。
一刀流では、一番最初に「切落し」という極意技を学びます。たしか三本目まではいろんなバージョンの「切落し」を稽古しました。
この「切落し」は剣と剣を切り結んだ『刹那に』、技が極まっているのです。
大石神影流では、切り結んで『から』、相手の剣をいなしたり、剣をずらして?右小手に切り込んだり、張ったりします。本来ならば、一刀流切落しのように一続きの技なのかもしれません。もう少し稽古が必要です。
切り結ぶ剣の扱いにいろんな変化があるというのは、実にムズカシイ繊細な動きを必要とするのだと思います。
続いて、小太刀。これもシンプルですが、間合いの取り方がムズカシイ。
ですけど、一人でやってるので、間合いなんて関係ない。ま、動きだけをなぞるように稽古します。
それから試合口と陽之表。
ここまでで、一時間近く使いました。居合の稽古もしなければ。
大森流。赤ちゃんの手。斬撃のときもそうですが、私にとっては抜き付けのときにこそ、剣道の癖が出てしまいます。手の内を知らずに絞ってしまうのです。でも「知らずに絞ってしまう」と知った(実は師匠から教えていただいた)からには、対応策が取れます。・・・たぶん。・・・工夫します。
逆刀がこんなにムズカシイ技だったなんて。いや元々ムズカシイのですが、さらに難しくなった気がします。如何に手の位置を低く、抜刀できるか。
英信流表。やっぱり赤ちゃんの手。虎一足。二段階にならないように。
太刀打。木刀の重さを感じるように。特に請入。体の沈みと刀の切上げに注意。
詰合。鱗形がムズカシイですねぇ。
講習会の復習をしながら、他の技に展開できるように考え考え取り組みました。
そういえば、気持ち悪かったのですが、今はスッキリ。
復習の第二段は、午後から末っ子のチビ助を連れて、市民体育館へ。
広島の講習会会場では、卓球やバドミントンをやっていました。
そうなんです。私も急にやりたくなって、卓球とバドミントンをやりました。
わざわざ卓球のラケットを買ったりして。
末っ子はとても嬉しいらしくワクワクしていました。
でも、さすがに二時間も卓球とバドミントンをすると、お父さんはへとへとです。
この復習?が一番きつかった。
平成26年4月12日