5月3日土曜朝の稽古。
六尺棒を持っていかねばならないので、自転車に乗れません。歩いて武道場へ向かいます。
右肩に居合刀と木刀、左手に六尺棒。重い。遠い。
30分くらい掛けて歩きましたが、これだけで結構な運動量です。
暑い。もう夏です。すれ違う人たちが半袖Tシャツに半ズボンでした。
まず、棒回し。ゆっくりやります。軸がぶれないように、体が斜めになったりしないように気を付けます。うーん、面白い!
続いて、せっかくなので、棒合を。業は三本しかないので、すぐ終わってしまいます。
大石神影流の稽古。
陽之表、陽之裏、三学円之太刀を一気に行ないました。
歩法、手の内、残心を特に注意して稽古します。そうすると呼吸まで意識するようになります。汗が噴き出てきます。そろそろ汗止めの鉢巻が必要になりますね。
呼吸に合わせて進退し、斬撃をする。ムズカシイです。特に剣術は常に相手がいるので、相手に合せようとすると自分の呼吸が合って来ないということになります。
ま、今は一人稽古ですが、一応イメージしているので。
次は無双神伝英信流。
初発刀から始めます。一昨日、広島で師匠の初発刀をいろんな角度から見せていただいて、呼吸を合わせて、コピーをするように稽古をさせてもらいました。よいイメージは持てています。柄を握ることなく抜き付けが出来たように感じます。おお、これか!と感激していました。次回、師匠に見てもらうことが出来るまで、深めていこうと思います。おかげで斬撃のときの手の内も変わったような。
もっと呼吸の稽古をする必要がありますね。
と、いいながら、私は呼吸が浅いとよく言われます。肺を活かしきっていないようです。家で眠る前に正座や半跏趺坐で静坐をしていますが、その時も呼吸を練るというよりは、ただぼんやりしているだけですので、呼吸に深まりが出てくるはずもありません。どうすれば、呼吸が深く、かつコントロールできるようになるんでしょうか。
大石神影流七代宗家から火の呼吸というのがあると聞きましたが、聞くだけで息苦しくなるくらいしんどそうでした。
機会のあるときに、初心者にできるような呼吸法を尋ねてみます。
…って自分で出来ないのに、タイトルが「呼吸」かよ!って言われそう…。
ともあれ、居合の動きに合わせた呼吸を丁寧にすることにします。
大森流、英信流表、太刀打、詰合を一通り稽古して、再度、英信流表をゆっくりと。
ここで一息入れて、また大石神影流の三学円之太刀。最後にまたまた英信流表と大森流初発刀で今日の稽古はお仕舞いです。
2時間半なんてあっという間です。帰りは疲れていたので、電車を使いました。
でもって、昼ごはんをろくに食べずに、今度は長男と末っ子と一緒に卓球です。
先日、たまたま懐かしくて子供を引き連れ卓球に行ったのですが、今は末っ子がすっかり熱中してしまいました。ほとんどぶっ通しで3時間。最後には父子で、バックスピンをフォアでもバックハンドでもかけられるようになり、姑息なラリーを続けることになりました。いやぁ、練習ってすごい。
こんなに短時間でここまで上達するなんて。居合や剣術でもこんなに早く上達できたらねぇと思いますが、さすがにお父さんは疲れました。
ですが、まぁ、上々の連休3日目です。
平成26年5月3日