体力

7月13日日曜夜の稽古

 

昨日の稽古はお休みでした。休日出勤の上に飲み会があったのです。

例によって飲み過ぎました。途中で気が付いて焼酎に変えましたが、時すでに遅し。例によって終電に間に合わず。で、今日は体調不良です。

 

体調不良の原因はもう一つあります。実は体力の低下に驚いています。たとえば階段を駆け上がろうとして足がもつれたり。たとえば、そのあとに乗った電車の中で激しい動悸と息切れ、めまいになったり。

これはいかんと思い、体力増強トレーニングを始めました。アメリカ赴任中に四十肩になってしまい、理学療法士の処方を受けました。その時、お前は日本人なんだから体重を管理して、体を大事にすれば長く健康でいられると言われ、いろいろトレーニングの方法を教えてもらいました。体に負荷を掛けずに、じんわりと筋肉を鍛えるものです。目的は関節の強化。特にアメリカ人は膝が弱く、いわゆる蹲踞のような姿勢ができません。関節強化はアメリカ社会の必須のトレーニングなんですね。

教えてもらったトレーニングの一つに、スプリットというのがあります。

これは単純に短距離走です。自分で時間(私は30秒も持ちません…)を決めて、全速力で走る。それを何本か繰り返す。大体20分程度。これを週に2~3回の頻度で。

これで劇的に体力が回復しました。体が軽く、姿勢もよくなり、四十肩もよくなった。もっともこれはべつのリハビリみたいなことをしてもらったんですけど。

思えば最近はこういう体力強化の活動をしていませんでした。

で、思い立ったが吉日と、金曜夜にすべてのメニューをこなしました。

もちろんスプリットも。

 

で、土曜をはさんで本日日曜に、強烈な筋肉痛に見舞われているわけです。二日酔い付きで。アホなやっちゃ。

 

稽古日誌のはずが、稽古に行く前の状態を延々と書いているのは、稽古に影響をしたからです。もちろんしんどいのですが、不思議な観察ができました。

 

しずかにそっと動きます。が、筋肉に違和感があり、不思議なところに疲労感を感じる。あるいは急に力が抜けて思わぬ動きになってしまう。

鏡の前で初発刀の稽古をしている赤がねさんを見ながら、大森流を抜きます。変だな、妙だな、だるいな、と感じつつ。

いままで、あまり意識出来なかった筋肉が、この強烈な筋肉痛で意識できるようになったというのが今回のオチ…いやいや発見であります。

 

膝がカクッと抜けたりするのは、関節が弱まっているせいでしょう。

昔痛めた膝も最近また痛みが出てきましたし。年寄の冷や水というにはまだ早いので、今のうちに体力増強をしようと思います。無理しない程度に。よく眠れるのも特典の一つで、今日もこれでおしまいにして、寝ることにいたします。

 

                      平成26年7月13日