動かない稽古

11月15日土曜午後の稽古


今日は一人で稽古です。こういう時も必要ですね。

六尺棒、半棒、居合刀、長木刀を持って稽古に向かいます。

一人での稽古と分かっていたので、ちょっと遅れてしまいました。


まずは、大石神影流の素振りから。呼吸の稽古です。呼吸を深くしていきます。

続いて、三学円之太刀、長刀合、天狗抄。


天狗抄は先日の講習会で学んだ手数です。対他流のための業で、非常にシンプル。

防具稽古で取り組んでもいいかもしれません。より心のこもった稽古ができるのではないでしょうか。

少しだけ学んだ柳生新陰流では、「九箇」という形が対他流のための形になっていました。業の名前も同じですが、まったく大石神影流とは異なります。


長刀合はなぎなたの手数です。以前にも学びましたが、その動きの面白さは学んだ者しか分からないでしょうね。打太刀がムズカシイ。これも防具をつけて稽古できるのではないかと思いました。


渋川一流の半棒。講習会の最中に要点のメモを取りながら稽古をしたので、今回はよく復習ができました。でも、棒は六尺棒を含め、メモに取りにくい。くるくる先端が入れ替わり、握りも握る位置も変わります。言葉での記録が追い付かない。大変です。


続いて改めて教えて頂いた大小詰。これはさすがに相手がほしい。家で子供たちに相手をしてもらいます。


抜刀術の稽古は斬撃からはじめました。前前前回の稽古で、師匠から斬撃と抜付けでいろんなヒントをもらいました。その確認をひとつひとつ行います。なかなか思うように動きません。どうやったら動くんだろう?と思ってジッとしています。ゆっくりゆっくり動いてはじっと動かなくなる。傍から見たら何をやってるんだろうと思われるんでしょうねぇ。

横では号令をかけて空手の組手の練習をしています。同じ武術でもこんなに取り組み方が違うんですねぇ。


気付くと3時間が過ぎていました。

横雲と稲妻をゆ~くり抜いてお仕舞いにしました。


明日は都合によりお休みにします。


                      平成26年11月15日