久しぶりの稽古

2月8日日曜午前の稽古


久しぶりの稽古です。

大石神影流の素振りをじっくりやりました。

呼吸の稽古は怠らずに続けていたので、比較的楽に出来ました。


続いて試合口。仕太刀打太刀を交互に稽古しました。3人での稽古ですので、じっくり取り組むことができました。呼吸に乗せることが大切なんですが、するどく息を吐きながら「張る」というのは結構ムズカシイのだと思います。柔らかくゆるゆる請けて、するどく息を吐いて張り、突く。これらを力が抜けた状態で行うのがムズカシイのですね。

驚いて請け、弾き飛ばそうと思って張り、突こうと思って力を入れてしまうのですから、結局、心の問題なのです。落ち着いて取り組みます。


陽之表。動きが滑らかになってきたと感じています。間を詰めて稽古していきたいですね。厳しい稽古というのは、間を詰める稽古だと思います。「間」には二つの意味があって、空間的な間と時間的な間なのですが、あらわれる現象としては同じなんだと思います。

間を詰めるからと言って、力を入れてしまってはいけません。スピードを求めてもいけません。次回からトライしていきましょう。


陽之裏。時間がなくなってしまったので、途中まで。


無双神伝英信流。お伝えした技を各自稽古です。

私は初発刀と横雲を中心に稽古します。うーん。やっぱり気持ちいいですねぇ。

一人でニコニコしてしまいそうになるのを抑えるのに苦心しました。

刀を抜くのにニコニコしていては、本当にオカシナ(アブナイともいう)大人です。

英信流表を通しで稽古をしましたが、しっかり自分の体を観ることができたと思います。まだまだ無駄な力は入っているとは思いますが、感覚を楽しむことが出来ました。

少しずつ無駄を削いで、より楽に動けるようになりたい。

で、できれば会員の皆さんと太刀打や詰合、大小詰の稽古をしたいと思っていますので、各自精進を重ねましょう。

一人稽古も良いですが、二人での稽古はもっと刺激的です。

抜刀術で二人稽古の体系を持っている(伝統ある)流儀は驚くほど少ないのです。

もったいないことです。

本部で兄弟子に相手をしてもらっているような稽古を北大阪支部でも再現したい。

頑張りましょう!


あっと言う間の稽古時間でした。

時差ボケもあって疲れてもいたのですが、それよりも久しぶりの稽古の快さのほうが強かった。ああ、来週が待ち遠しい!



                          平成27年2月10日