左刀 當刀

北大阪支部長が海外赴任となり、稽古日誌を引き継ぐ事になりました。
昨年12月に入門したばかりの初心者に、何が書けるのだろうかと思いながらも
日々の試行錯誤を書留めようと思います。

仕事で休日出勤が多いので代休が溜まっています。
平日に休む事ができたので、一人稽古に行こうと車に乗込みました。
吹田市立武道場「洗心館」http://www.suita-taikyo.jp/budokan/shisetsu/index.html
自宅から車で5分、市内在住者は¥300で利用できます。
恵まれていると思います。この縁は必然だと思います。私は昔から運がいい。
道場に着くと予想通り誰もいません。広い道場は貸切です。
休日の昼間は人が一杯の時もあるのですが、たいていは広々と使えます。

今日は試したい事がありました。
先日の北大阪支部初の支部講習会で、館長をお迎えして御指導を頂きました。
その時の御指導を復習したかったのです。

その中の一つが左刀。
私たちは苦手としていて、普段から色々と工夫を重ねていたのですが。
館長の御手本を拝見して目から鱗状態。
自然なのです。何の問題もなく普通なのです。
少々ショックを受けて、今まで悩んだのは何だったのだろうと考えていたのですが、
ムズカシイものを、よりムズカシイものにしていたのは自分自身だったのではないかと。

頭に焼き付けた館長の動きをイメージして、
ムズカシくせずに、気負わず、考えすぎず、自由に、自然に、素直に、
スッと動いてみると、おや?いい感じでは?
何度か繰り返してみて、自分史上では一番いい感じ。
當刀もやってみる。
良い感じかも。何度か繰り返す。
やはり自分史上では一番いい感じ。
何か大事なヒントが得られたかも。

今日は良い稽古が出来たと喜んでいると、腰のあたりがピリリ。
どうやら腰を少し痛めてしまった様子。
當刀で腰を痛めるという事は肚で回らず、上体だけを捻っていると推測。
動きに無理があると体を痛めるという事で、これも身をもって得た教訓でした。