位を見る


昼間は暑いので夜の部の時間帯で稽古に行きました。

もう一人の方は仕事だそうです。
予想通り日曜の夜など誰もいません。広い道場は貸切です。

・無双神伝英信流抜刀兵法


 初発刀から當刀まで。
 腰はマシになったのですが、気を付けながら。
 前回掴んだものはあるものの、それはそれで新たな課題にも気付きます。
 課題の修正は試みても深追いはしません。
 その場で直る訳もなく、間を空けた方が良くなる場合があります。
 次回に持ち越し。

 ところで膝使い(?)が良くなった気がします。
 私は体重が90Kg超えています。
 以前は居合用の分厚いサポーターを使っていました。
 今は医療用の薄いのを使っています。
 膝にドンと体重をあずけると痛いのは当然です。
 きっと動きに合わせて、無意識に体重移動ができる様に
 なりつつあるのでしょう。
 サポーター無しで稽古できるように目指す事とします。
 ただし急がず。

 ところで6月に居合刀を発注して9月上旬に届く予定です。2尺8寸。
 普段は軽い木刀を使っているので、きっと手首が痛くなる予感。
 刀を持つ事で、他にもいろいろ気付かされる事も出てくるでしょう。

・大石神影流剱術


 よう剱から無意剱まで、仕太刀を1人でゆっくり。
 現在、打太刀を出来る人がいません。
 でもまあ、今は一人でゆっくり体に馴染ませていきたい感じです。

 試合口がこなれてしまっているので、もう少し踏み込まねばと思っています。
 受けてもらうべく打ち、張らせてもらうべく張る。
 予定通りになぞるだけでなく、もう少し本当に斬りに行く気持ちを加えてみましょう。

 位をみる動作は、切先で相手の技量や考えている事を推し量る動きですが、
 ボクシングの「探り針」に似ています。
 当てるつもりのないパンチを繰り出して、相手の反応で避け方や反撃パターンを

 吟味します。
 切先の取り合いにも心理的な攻防を加えてみましょう。