一か月に一度の更新になりつつありますが、稽古はコツコツやっています。自宅のネット環境が悪くなって、更新するのが億劫になっていました。
いつもどおり、大森流、英信流表、太刀打、詰合、大小詰、陽之裏、三学圓之太刀を稽古したあと、今日は二刀に挑戦。
大石神影流の二刀はわずか五本。例によってシンプルな技ばかり。
私は学生時代、二刀の形を教えてもらったことがあります。宮本武蔵系列の二刀と思いますが、二天一流とは言われず、単に二刀流といわれていました。それもやっぱりシンプルなものでした。それでも十五本くらいの形がありました。
でもまあ、その先生も二刀の技はシンプルだが、要するに刀法の基本を学ぶことが主眼であって、基本を身に着ければ、あとはその組合せと言われていました。そんなことをいうと、一刀も同じように思うのですが。
やはりどのような稽古体系をもっているかが大事なように思います。
私の学んだ二刀流のように基本技に収斂していった場合は、現代剣道のような実践的な稽古が必要なように思います。
二刀の先生も昔は防具をつけて稽古されていたそうですが、お歳でしたので当時は形稽古だけされていました。
私が知っている範囲内ですが、武蔵系列の二刀にはない技が大石神影流にはあります。面白いですね。稽古しないと間合、拍子、体裁きを忘れてしまいます。しばらく稽古を続けましょう。