9月19日、20日、21日の愛知講習会に参加しました。
19日は無双神傳英信流の立ち技を学びました。
その前に、一時間ほど斬撃の稽古。ここで徹底的に手の内と姿勢についての指導がありました。手の内も出来ておらず、姿勢も少しは改善できたと思っていましたが、いまだ背筋の力みが抜けていないことが判明。まだまだです。
この後、一気に奥の技。人中、行連、連立、行違、夜太刀、追掛斬、五方斬、放打、抜打。
英信流奥はあまり稽古をしないので、やはり理解が曖昧だったということが分かりました。
特殊な状況での技ですが、基本はどんな時も変わらないことを学びました。
抜き付けや斬撃を丁寧に稽古しなければなりません。
加えて、立ち技のむずかしさ。
坐技はすでに鼠径部が緩んでいます。緩ませる以外何もできない。
ところが、立ち技では意識しないと鼠径部が緩まない。
ここでヒントをいただきました。足首の緩み。
足首が緩んでいながら、鼠径部を固めるということはむずかしい。
鼠径部の緩みは意識下に置くのが私にはむずかしいのですが、足首は意識しやすい。
手足を緩めて、肚で動けるようにならなければなりません。
午後は木刀に持ち替えて、太刀打と燕返。燕返は詰合の技の一つ。
今回は私が仕太刀を仰せつかりました。
普段、師匠のお相手は名古屋支部長ですが、今回はあまり機会のない私を指導するという思し召しと推察しました。まことに有難い機会です。
一手一手懇切丁寧な指導をいただきました。
ホテルに帰って、必死にメモを残しました。追々復習します。
一日目を終わって総括すると、居合は本当に面白いということに尽きます。
意識をもって刀と身体と心を制御しなければなりません。細心の注意が必要です。
以前も広島で同じことを経験しましたが、人間はつい楽をしがち。
改めて、細心の注意を払って肚とつながった動きを追求していくことにします。
これが本当に面白いのです。
二日目の記録はまた後日。