10月から柔術の稽古を始めました。
履形の技を週に三本ずつ増やしながらなので、少しずつです。
負投、裏投、巻返、柔投、返投、捩付、腰投、抗止、潜投まで来ました。
道のりは遠い。
柔術の稽古を始めて居合の稽古が変わってきました。掌を柔らかく使うことを心がけるようになってきました。手の内を柔らかく使わなければならないということに改めて気づいたのです。
柔術では、相手の手に柔らかく触れます。力任せに押したり引いたりしてはいけません。
また、体全体を連動させて動かさなければならない。手だけ、足だけでは渋川一流の技にはなりません。
居合も剣術も同じですね。
体を自由に動かすためには、どこにも力みを入れず、体全体が連動して動かなければならない。
流派としては異なる剣術、居合、柔術ですが、体の遣い方に対する考え方は同じであるのが、驚きであるような当たり前の話のような、不思議な感覚ですね。
研鑽を積まねばなりません。