手の内の工夫

先週、広島へ行き師匠に指導いただきました。

相変わらずの斬撃と初発刀の稽古で、難しさと繊細さにいつも感嘆してしまいます。

剣道の悪癖をなくすことが必要なのですが、これが結構大変です。

帰宅してから手の内を改めて考え直し、柄を指の先に掛けるようにしました。

土曜の夜から毎日朝晩、斬撃の稽古を繰り返して手の内を探りました。といっても、朝は出勤直前まで眠っているので、稽古時間は１０分足らず。帰宅後は少しゆっくりできるのですが、今度は疲れていてやっぱり２０分くらいが限界。

それでも毎日続けているとふと非常にしっくりする構えの際の拳の位置、手の内に気付くことがありました。

剣先まで意識がとおり、下半身の力をうまく使って振り上げることが出来る…ような気がする！！

ああ、これか！！　師匠がこれまで指導してくださったのは！！

という感動。

肚落ちした感覚です。独りよがりの可能性もある（いやむしろ高い？）ので、もちろん師匠に見てもらわねばなりません。

ですが、今日の稽古で実際に居合や剣術に取り組みましたが、なかなかよい。

指先まで使えているという感覚。これは今まで無かった。感覚がより繊細になりました。

しばらくこの感覚を追求してみようと思います。

指導していただいたことを、本当に理解して会得するというのは難しいものですし、

会得したと思えたときは、こんなに嬉しいものなのです。