大阪は三日連続の雨。今日は早めに家を出てゆっくり歩いて道場へ。昨日のように汗もかかず、余裕で到着。が、今日も多くの利用者が。
テコンドーの人たちはいつも同じになるのですが、今日は妙に剣道人口が高い。
後で聞いたところでは、普段学校の体育館で稽古をしている人たちが、緊急事態宣言で学校が使えなくなり、武道館へ流れてきているとか。
道理で最近は剣道の人が多いと思った。
でもどうなんでしょうね。コロナ対策で学校が閉鎖されたお蔭で、皆が一か所に集まって、かつマスクを着用しているとは言え、剣道特有の発声をしている。。。
これはかえってウィルスを培養していることになるのでは???と思ったりします。
さて今日は参加がお一人だけ。しかも私の学んだ形をすべて教えている人なので、レベル的には私と同じ。否、私以上によく出来る業もある人なので、一緒に出来ない業を検討することも出来るという、検討会のような稽古も可能。
ということで、今日は英信流と大石神影流のすべての業を稽古。できないところは二度三度挑戦しながらだったので、9時開始で11時に終了。ほとんどぶっ続けで二時間。
濃い稽古が出来ました。
その方の課題とするところは、組太刀において肚から動くことと間合をつかむこと。
私自身も肚から動くというのはまだよく掴めていないのですが、私の課題は呼吸。
居合の稽古では自分のペースで動けるので(比較的)呼吸に合わせて動くことも可能ですが、組太刀になると相手がいるので呼吸を合わせるのは至難の業。呼吸を忘れて手足に力を入れてしまいます。まだまだ未熟。
ですが、課題をもって稽古に取り組むこと自体は楽しいことです。稽古は基本的に同じ所作の繰り返し。繰り返しによって業が滑らかに出来るようになるかもしれませんが、それは目的でもゴールでもありません。どのような状況下にあっても培った武技を繰り出せる心身を作り上げることが目的です。そのためには課題をもって取り組まなければなりません。