コロナ禍での稽古

今日は天気もよく、自転車で快適に道場へ。また太極拳の稽古もなく、心穏やかに稽古できました。

 

素抜き抜刀術(大森流、英信流表と奥)の独習。太刀打、詰合に今日は大小詰。

大石神影流は天狗鈔、二刀、小太刀。

本当は柔術の稽古もしたいのですが、緊急事態宣言も出ているのであまり密着型の稽古はよくないだろうと自粛しています。居合と剣術の稽古だけで二時間はかかってしまうので、なかなか柔術の時間を取れないという事情もありますが。

でも結構多くの人が道場を使っており、かつ大声を出して打ち合っている剣道を見ていると、別に気にしなくてもいいような気もします。こちらは大石神影流でも無声で稽古しているのに。

ということで?大小詰を久しぶりに稽古しました。次は柔術もやろう!

 

大小詰も柔術も相手がいるので、業が効いているのかどうかすぐにわかります。業が効く体使いが出来ているかどうかということですね。

でも結局、居合や剣術と同じ体の遣い方を求められているのに気付きます。

力任せに動かないこと。ただこれだけ。力任せに動かないために、体のバランスを敢えて崩したり、呼吸を使ったり、静かに動いたり。

剣術や居合の集大成が柔術になりますね、私の場合。

もともと剣道から居合に入って、剣術を稽古して、柔術に至る。

なんだか、剣術を学んで無刀に至った柳生石舟斎のようです。

もっとも当時の武士は剣術だけではなくて、体術はもちろん槍術、棒術などなんでも出来たはずなんですけど。しかも実戦で。

なかなかそんなレベルには至れませんが、大小詰や柔術も出来るだけ稽古していきましょう。

 

それにしても緊急事態宣言が3月まで延長されてしまうと、剣道人口密度が高い中での稽古が続くことになるので、ちょっとゲンナリしてしまいますねえ。今日は薙刀を稽古する女の子も一人いましたし。そういえば以前、薙刀を稽古している団体がいたなあ。