緊急事態宣言が出たので、明日から5月11日まで武道館が使えません。
せっかく体の遣い方が変わってきた(ように感じている)のに。
ということで、今日は13時から17時のギリギリまで稽古をしました。
3月に広島に行った際に大森流を、4月には英信流表を学びました。
もちろんそれ以前にも、講習会や広島に行った際に教えていただいていますが、いつも新しいことを学んでいるような気がします。同じことを指導いただいてもいるのですが、捉え方が少しずつ深まっているようにも思います。
二か月連続で指導を受けたので、一気に体遣いまで修正できたように思っているのですが、あわせて鞘の動きを意識できるようになりました。体の動きに合わせて鞘引きが働くのですが、その感覚が大袈裟に言うとゾクゾクするようです。ピタッと体と刀、鞘が揃っている感覚です。何度も再現できないのが残念なのですが。
しかも心身が集中している。それは一点集中ではなく、全身の感覚を働かせているような集中。
貫汪館で学ぶ武道は、現代剣道や柔道よりも、能とか坐禅とかに似ているように思います。スピードやパワーを感じたい人には向いていません。静謐さや柔らかさを求める人には向いていると思います。でもそういう人って、他の芸道をするよなあ。うーん。。。