半身

先週に続き、今週も歩いて武道館へ。もちろん愛用の日傘をさしていたのですが、武道館へ着く頃には汗だく。日差しは緩和できても、蒸し暑さはどうしようもありません。

準備運動は十分というより、ずいぶん疲弊した状態で稽古開始。

今日は、太極拳のグループ、空手のグループ、袋竹刀を用いた古流剣術のグループと他流居合のグループで、騒がしい剣道グループが親子三人だけ。

落ち着いた稽古ができました。

 

大森流、英信流表、太刀打、詰合、陽之表、陽之裏、三學圓之太刀、天狗鈔を稽古。

暑いので、休み休みの稽古です。

 

上段から斬撃をする際、十分な半身になっていると刀の軌跡がしっかりします。

正対している場合は、腕の筋力バランスで軌跡を維持しようとしているようですが、半身での斬撃だと腕だけでなく全身の骨格で刀をコントロールできるようで、軌跡が安定します。

 

立業の際は半身を取りやすいのですが、坐業の場合、抜付けでは半身になれても斬撃の際は後方の脚を引き付けるときに、骨盤を正対にしてしまうようで、斬撃も正対になってしまいます。悪い癖。

半身が基本です。

 

大阪でも緊急事態宣言がでるようです。

また道場が閉鎖されるのでは?と思いましたが、夜8時までの短縮利用になるようです。

稽古が続けられるようでなにより。