愛知県一宮市で開かれた講習会に大阪支部から3名が参加。
名古屋支部からは4名で、会員は8名になったとか。むむむ。
午前中は無双神傳英信流、午後は澁川一流を学びました。
英信流では、立ち方、礼法、半身、歩法、斬撃、初発刀の柄に手を掛けるところまで。
わたしは下半身が出来ていないことを何度も指摘をうけました。
午後の柔術は、礼式、裏投、巻返、返投、捻付。
礼式だけで相当な時間を使い、厳しく指導を頂きました。
このご指導で、下半身を緩め、肚中心で動く感覚を取り戻せたように思います。
以前の稽古で、斬撃については少しできるようになってきたと言われたので、その形を覚えてしまい、その後は感覚を追求することを怠ったのが今回の下半身に対するご指摘を受けた原因だと推量しています。
時々刻々身心は変化するので、その時その時の感覚を大切にして、感覚に従って立ち居振る舞いや進退ができなければならない。そのためには常に感覚に気を配っておかないと鈍ってしまうようで、出来た時の形をイメージして、私のように形を造ろうとしてしまう。
形を取ろうと頑張っているところへ「頭で考えている」というご指摘。
そんなことまで見える人には見えてしまうのか!という恐ろしさも分かりました。
いつも形だけ真似しても仕方がないと言われていたのですが、その意味がようやく腑に落ちたということですね。
相変わらずの愚図っぷり。肝に銘じて身心への目配りを忘れないようにしなければ。
柔術の蹲踞と礼法を納得できるまで毎日行うようにという宿題を頂きましたが、これは感覚追求をせめて蹲踞の稽古だけでも継続して、忘れないようにというご指導だと思います。
ともあれ、非常に楽しい稽古を頂くことができました。
楽しいというのはふさわしくないのかもしれませんが、正直な感想です。
身心の感覚の追求というのは、楽しいと感じてしまうほど私にとってスリリングで解放感を感じるものなのです。
この楽しさを多くの人と共有したいので、大阪支部の会員を増やさねば!
でもどうやって??
結局情報発信しかないのだろうなあと思うのですが、さてさて。