1月8日、9日と愛知県武道館で開催された講習会。
大阪支部からは4名が参加しました。
8日午前は無双神傳英信流の詰合を数本、
8日午後は大石神影流の試合口と陽之表数本、
9日午前は澁川一流の四留数本。
9日午後は演武会用の稽古。
非常に濃密な稽古をいただきました。
師匠に教えていただく度に大きな学びがあるのですが、今回はこれまで以上に大事なものを会得できたと思います。
会得したと思っても、すぐに元に戻ってしまうこともあるのですけれど。
体を楽にして、相手と合わせて、合わせたものを大事に、自分の中心が静かに動くにつれて技がかかっていく。
そんな感覚を得ることができました。
今までもそんな感覚はあったのですが、今回はかなりはっきり感じることができました。
楽しくてゾクゾクしてしまいました。
一日目の最後の方になると木刀を持っているのに、刀身の薄い刀を扱っているような気分になって、中段で対峙しているのが気持ちいい。
なんかアブナイ奴になってしまったような気がしました。
その感覚を忘れないようにホテルの部屋で斬撃をゆっくり稽古しました。
大阪支部メンバーと夕食会という名の飲み会を楽しく過ごして、相当酔っぱらってホテルに帰ったのに。
二日目も同じ感覚を持つことはできましたが、柔術は動かす部位や範囲が広く、ついお腹を忘れて上体に心が移ってしまいました。
むずかしいですね。ゆっくり大事に動かなくては。
今回の講習会では、大阪支部メンバーそれぞれが長足の進歩をしていました。
これからの稽古がより一層楽しみになりましたね。