29日30日と師匠をお招きして講習会を開催。
名古屋支部からも参加いただき、とても学びの多い稽古でした。
初日は演武会のための稽古。
繰り返し稽古をすることで、少しずつ流れを感じることが出来るようになりました。
一方で自分のダメなところがはっきりとわかるようになりました。
まだまだ十分ではありません。
終了一時間前に、大阪支部メンバーが合流。
わずかな時間でも学ぼうという姿勢に頭が下がります。
礼法と斬撃のレベルが上がりました。
私と一緒に稽古するときには木刀もうまく抜けなかったのに、師匠の前で抜けるのはなぜ?
同じく斬撃もずいぶん上手だけれど、どうして??
深く考えないようにします。
二日目は居合、剣術、柔術の稽古。それから演武会の稽古。
居合は初発刀の抜付けまで。多くの微細な動きに対する教えを頂きました。
腹を忘れて上体から突っ込むような動きをしてしまいます。
それにまだ右手で斬る動作が残っています。
もっと繊細に、動きを待てるようにならなければ。
剣術は試合口、陽之表を稲妻まで。
少し時間が空いてしまうと忘れてしまいますね。
私も何度も忘れては思い出すを繰り返しました。
形を覚えるのではなく内面の働きを学ぶように指導いただきました。
繰返し稽古をしましょう。
柔術は、返り投げから前車まで。
技をたくさん教えていただいて、どの技がどのように動くのだったか混乱しますね。
やっぱり繰り返し稽古をするしかありません。
大事なことは股関節のゆるみと腹の働き、手の内でした。刀を遣う手の内でしたね。
せっかく心がつながっているのに、最後の最後のところで意識が極めようとすることに集中するところも指摘いただきました。
師匠に手をやさしくとられているだけなのに、もう痛いという経験を皆さんがしました。
手をとられた段階ですでに崩されているのですが、そのまま何もできずに倒されてしまいます。それは心と体の両方に隙がないから実現できることだと思います。
隙がないというのは、いつでもやわらかい心と体の遣い方ができるということをいうのだと思いました。
活きた形を学ばなければなりませんね。
本当に学びの多い講習会でした。
自分の悪いところがどんどん見えてきました。
下手くそだなあと我ながら嘆息していると、入門間もない女性は数回の稽古で出来るようになった場面を何度か目撃しました。
よくよく学ばなければなりません。
さて、来週はいよいよ演武会本番。
これまで教えていただいたことを大切に臨みたいと思います。
前日は少し早めに東京へ発つので、土曜の稽古はお休みです。
またその翌週も末っ子のアパート契約のために青森へ行きます。
(演武会が終わるまで待ってもらっていました)
3連休ですが私は稽古ができません。
各自で稽古を積んでください。
また師匠をお招きして稽古を見ていただくつもりです。
少しでもレベルを上げていきましょう。