昇段のための稽古

19日と20日に稽古。

2月は稽古日が少ないので二日連続稽古としました。

二日分をまとめて一回の稽古日誌とします。

 

師匠から今年の昇段の計画を立てるように言われています。

昨年10月と12月に入会された女性2名には初段を受けてもらいたいと考えていて、昇段に向けた稽古を開始。

といっても特別な稽古ではなく、普段どおりの稽古ですが。

居合と剣術と柔術を同時に稽古しているので、一つ一つに掛ける時間は短くなります。

特に柔術は最初の履形に三十五本も形があるので、覚えるのに時間がかかりますね。

でも手順を覚えるのではなく、体の内部の動きや相手との関係を大事しながら稽古してもらいたいと思います。

その点、女性2名の感性は素晴らしい。

以前も女性を数名教えたことがあり、その時も男性とは違うなと思いましたが、今回は特に強くそれを感じます。

私も含めて男性は手順を追いがち。まず形から入る。

でも女性は感覚から入っているように見えます。

もちろん大事なのは、自分の体の感覚です。結果として形に現れる。

それが分かってきたのが、私はつい最近のことなのに、女性は最初からそこからスタート。

ちょっとズルいのではないかと思うほど、成長が著しい。

学ぶ点が多々ありますが、追い越されないように稽古しなくては。

と思うこの二日の稽古でした。