無自覚な動き

先週も記事を書いたのに、公開するのを忘れていました。

今週は写真を撮るのを忘れてしまいましたので、以前の写真を引用。

公私ともに多忙でダメですね。

 

最近は居合を重点においた稽古ばかりをしています。

精密な動きを要求されて、むずかしいですね。

長大な刀をただ抜刀するだけでも難しいのに、むずかしい体勢で攻防につながる抜刀を求められる。

結果として、慣れてしまえば動き自体は理に適っているように思えるのですが、初心のうちは足や手の動きがよく分からなくなってしまう。

しかも複数の体の部位を同時に動かすので(これは当たり前のことですけど)、頭で理解して動かそうとすると余計に混乱してしまう。

結局、稽古の際にそれぞれが自分のペースで自分の身体をよく点検しながら、ひとつひとつ技を磨いていくしかないのだと思います。

自分の心身との対話ですね。

そのためには、全身の動きを感じるように心掛けること、焦らないで身体の動きを待つことが必要で、そういう状況を作るためには、出来るだけ力を抜いて、ゆっくりと動くようにしなければなりません。

反省を込めていますが、無自覚な動きはゆっくりではなく、感じることも出来ません。

一旦すべての動きをゆっくり感じながら稽古をしましょう。