新しい形

過ごしやすい気候になりました。ちょっと寒いくらいですがよいお天気が続いています。

 

今日から新しい形を学びます。

無雙神傳英信流は英信流表の浮雲。

大石神影流では陽之裏。一気に全部稽古しました。

 

浮雲は難しいし、陽之裏は激しい攻防がありますね。

大事なのは想定や理合ですが、楽しいですね。

最初はうまく出来なかったり、動きを忘れて固まってしまったりしますが、

気にしないで稽古に励みましょう。

 

稽古の際にも言いましたが、浮雲は、私も最初はなぜそんな姿勢で抜付けができるのか理解できず、よく後ろに転んだり、前に手を突いたりしていました。

稽古するうちに少しずつ安定してきて、何とか皆さんに見せることができている訳です。

 

陽之裏も、一つ一つの技は試合口や陽之表で学んだものが多いのですが、間合いが近く緊迫の攻防のなかで、うまく技を出すことができませんね。

稽古中にも言いましたが、大事なことは相手と心を通じあわせて、鼠蹊部をゆるませて、楽に進退することです。

激しい攻防の中でも、力まず、体を緩めて、相手と心でつながっていることが大事です。

ゆっくりとした攻防でも構わないので、大事なことを疎かにしないように稽古します。

そういう意味では、今日もしっかりと相手と向き合えたよい稽古ができました。

一気に全部を学んでもらい、大変だったと思いますが、途中で区切るのが嫌でした。

大石神影流はそれぞれの手数に技のつながりを感じています。

なので、できるだけまとめて稽古したいと思っています。

少しずつ精度を上げていきましょう。

 

本当は英信流表も一気に稽古したかったのですが、さすがに浮雲は歯ごたえがありました。

浮雲の後は、割とシンプルな技が多いのでまとめて稽古したいと思います。