陽之裏

今日は私が一人で大阪女子2名と稽古になりました。

 

斬撃の稽古のあと、大森流を通しで稽古。

いやあ、二人とも本当に上手になりましたね。

まだ手順を間違えたりすることはありますが、一年経つか経たないかという稽古で、

ここまで出来るようになるとは驚きです。

左刀、右刀を少し手直し。私も左刀には苦心しました。

でも今年になって、大阪講習会で師匠に丁寧に教えて頂きましたね。

忘れないように稽古しましょう。

 

 

先週は新しい形に時間がとられたので、柔術の稽古ができませんでした。

なので、今日は履形を通しで。

久しぶりでもないのですが、忘れますね。

ですが、ある程度手順は分かっているので、もっと動きをつなげるように稽古しましょう。

動きを止めないようにするんですが、それでも楽に。

早く動くのではなく、動きを連続させるのです。

これは柔術だけでなくて、居合や剣術にも通じることです。

力が入っていたり、直立していたりすると、動きは連続になりません。

ゆっくりでいいので、動きを止めずに流れるように動きましょう。

・・・二人を相手に投げられ、極められたので、なかなかハードな稽古でした。

時間も思ったより使ってしまいました。

 

続いて剣術。いきなり陽之裏を通しで。

先週教えたばかりですが、頑張って稽古しました。

まだ鼠蹊部を緩められておらず、正対してしまう場面がありました。

激しい攻防があるからこそ、鼠蹊部を緩めて楽に動けるようにしなければなりません。

でも、稽古中に発言してくれたように、この攻防ができるようになると楽しいですよ。

師匠を前にすると怖いですけれど、それでも緊張感の中で糸がピンと張ったように感じられて、楽しいのです。

仕太刀が勝つように出来ていますが、そんなことに関係なく、攻防の中で剣術の道理を具現化している喜び・・・というと大袈裟かもしれませんが、そんな気分になります。

たった2週目でそんなことを言われても困りますね。

ゆっくり稽古していきましょう。

 

最後に、英信流表の横雲、虎の一足、稲妻、浮雲。

すこしずつ坐れるようになってきました。

先週も言ったとおり、浮雲はむずかしいんです。

身体が動かなかったりしますので、あせらずに想定をよく理解して稽古しましょう。