奉納演武と稽古おさめ

12月18日は廿日市天満宮での奉納演武、本日12月24日は大阪支部の稽古おさめです。

奉納演武後に稽古日誌を掲載するつもりでしたが、仕事があったので果たせませんでした。

今日は両方について記載します。

 

前日の17日から大阪支部メンバーは2名が本部稽古に参加。翌日の演武会の稽古です。

居合、剣術、柔術の稽古を師匠に見ていただき、多くの指導をいただきました。

誤って理解していた点、本質的に出来ていないところ、指導の方法など、多岐に亘ってのご指導でした。

本部、名古屋支部の方もおられたのですが、自分たちの稽古に必死でした。

翌日の午前の稽古には、大阪支部の残り2名が合流し、全員揃いました。

ここでも小太刀のご指導をいただきました。

とてもむずかしい形ですね。頑張りましょう。

 

私自身は17日も18日も抜付けの指導を頂きました。

17日はそれなりによい抜付けが出来ていたそうですが、18日はまた元に戻ってしまったとのお言葉です。

17日は出来ていたのか?

夢中で稽古をしていたので、あまり実感が残っていません。

それがよいのかもしれませんが、それだと振り返って思い出すことも難しいのでは…と呆然としてしまいました。

ともあれ、小太刀も同じご指摘でしたが、身体の右半分しか使っていないのがいけないのです。左半分を、というよりも全体を遣わなければいけません。

加えて、武道として相手に対峙する心構えを教えて頂きました。

格闘技ではない武道としてのありかた。

目から鱗が落ちたような気持でした。

決して格闘技のようにとらえていた訳ではありませんが、身体に現れていたのは武道ではなかった。反省をいたしました。

 

演武会自体は、参加した皆さんがそれぞれ最高の技を示されていたと思います。

寒い中ではありましたが、稽古で出来なかったような抜付けをしている人がいたり、力が抜けて相手と一体になって技を遣った人がいたり。

大阪支部メンバーも、長刀、小太刀をはじめ立派な演武ができたと思います。

よい奉納ができました。

 

今日は今年最後の稽古。

居合は大森流と英信流表、太刀打。大坂女子は、わずか一年ですべての技を稽古しました。

あっぱれです。

師匠の講習会のほとんどに参加されたので、どんどん技を吸収されましたね。

剣術は、せっかく教えて頂いた長刀と小太刀を稽古。

せっかくなので、長刀は演武をしなかった一本目も稽古。

これが楽しいのです。今後も継続して稽古していきましょう。

小太刀は最後のほうで学ぶ形です。とても微妙な心と体の遣い方をします。

でも、しっかり教えて頂きましたので、今後も稽古していきます。

柔術は演武で稽古した技を。

最後に初発刀を抜いて、今年の稽古はすべて終了。

 

いろいろ刺激の多い一年でした。

皆さんのお蔭でよい稽古ができました。多くの学びを得ることが出来ました。

来年もよろしくお願いいたします。