7月8日は大阪講習会、9日は春日大社での奉納演武がありました。
大阪講習会には、名古屋支部、横浜支部からも参加いただきました。
ありがとうございました。
午前中は四万十で演武する手数を学びました。
十文字、夜闇、丸橋、清風、綾ノ調子、有明、猛虎、圓月、強弱。
支部の稽古でも取り組んでいますが、まだまだ不足していますね。
改めて多くの学びがありました。また次回からの稽古で復習しましょう。
支部長としては、師匠の教えから大きく逸れていないことが分かり、ほっとしました。
私が一番指導を受けたのは良しとします。
私が長尺物と呼ぶ、六尺棒、長刀、鑓も教えて頂きました。
広島から人数分の上記「武器」を運んでいただいています。ものすごい武器の数。
それだけでも畏れ多いことです。しっかり学びたいと思います。
なかでも私は鑓が面白いですね。
以前は長刀が好きでした(今も好きですけど)。くるくる遠心力を利用して、長刀が働くように自分を無くしていく感覚が楽しいのです。
鑓はシンプルで自分の至らぬところがよく分かって楽しいですね。
鑓は、打太刀に鑓を執ってもらい、仕太刀が張受で間合を詰めて斬撃をしますが、私はどちらも楽しい。
鑓を扱う場合、手元のごくわずかな動きが、鑓先を大きく動かします。
手元の動きだけでなく、下半身との連携が大事です。自分の不出来がよく分かります。
鑓に対する場合、張受が出来ないと鑓を殺せません。試合口がいかに出来ていないか痛感します。
自分のレベルのバロメーターになりますね。私にとって、居合の大小詰のような役割になりますね。
大小詰よりシンプルな動き(ただ突くだけ)も気に入っています。
夜な夜な六尺棒を持って、突きの稽古をしていたりします。
家人に何やってんのと言われても気にしません。
午後は柔術。9日の奉納演武の技を教えて頂きました。演武は翌日でしたが。。。
特に三尺棒は師匠に打ちかかったことしかなく、しらないうちに技を極められているので、捕がどのような動きをしているのかしりませんでした。あっという間に棒を奪い取られていたのはそういうカラクリか。
全員で繰り返し稽古です。
その後、四留の三人捕、四人捕、拳匪を学びました。
むずかしい技ばかりですが、改めて澁川一流が優れた体系を持っていることを感じました。
履形から始まり、少しずつレベルは上がっていきますが、技としては同じ。
求められる体の遣い方のレベルが上がっていくのです。
またまた多くの学びがありますね。
8日の大阪は今年一番の蒸し暑さを感じました。
汗っかきの私はべとべとになりながら、柔術の稽古。。。
師匠や一緒に技の探求をした皆さま、ご不快な思いをさせたと思います。
ありがとうございました。
私はとても楽しかったことをお伝えしておきます。
9日の奈良、春日大社は玉砂利の上で前日に学んだ技を奉納。
うまく足を運べず間違ってしまったところもありますが、落ち着いて奉納できたと思います。
たった一度、大雨に降られたときには、幸いにも師匠とともに喫茶店でのゆっくりタイムだったので、一日傘を使わず、大阪まで帰ってこれました。
森本先生。暑い中、ご指導いただきありがとうございました。
皆さま、お疲れさまでした。多くの学びがあって楽しかったですね。
名古屋、横浜の皆さまは、またのご参加をお待ちしております。