特訓

今日は私ともう一人の2名での稽古。写真を撮る人がいなかったので以前の稽古の写真を使いました。

 

ご家庭の事情やお仕事などで稽古ができない日があるのは当たり前です。

私も子供たちは手を離れましたが、仕事が入ることもあり、稽古をお休みすることもありますし、そもそもフランスへ単身赴任していた4年間はまったく稽古に参加しませんでした。

できる範囲で継続していれば、何か得るものがあると思います。

 

さて、二人きりなので、特訓です。

斬撃、大森流、英信流表、太刀打、長刀合、棒合、小太刀、二刀、半棒、四留、拳匪。

先週学んだことを復習しつつ、細かい点まで確認しながらの稽古になりました。

私も出来ない技がありますし、むずかしいと感じている動きがあるので、一緒に点検しながら、動きの研究です。

長刀はよい動きが出るようになったと思います。師匠に指導いただいて、さらに磨きがかかったように感じました。今後は技を練っていきましょう。

 

柔術では四留と拳匪を確認。

履形や吉掛、込入では捕の両手は自由に動かせます。しかも片手ずつ動かしますが、四留も拳匪も捕は両手を掴まれている状態からの技になります。両手をばらばらに動かして、相手の束縛を解きつつ逆に技を掛けていかねばなりませんが、この両手をばらばらに動かすのがむずかしいのでした。 

でも、両手をばらばらに考えると、ある程度の動きのパターンがあります。

それを理解できれば、割と容易に動きも整理できると思います。

私は四留が好きですね。体全体が連携して動く感覚がより強く現れるようです。とてもむずかしい。

 

でも、よく考えれば、技を掛けるよりも受をしているほうが多いような。。。

居合や剣術は仕太刀をそれなりに稽古してきたのですが、柔術は受けることが多い。

受を稽古していても、捕の稽古になるのだということですね。

もっとも捕の稽古は、自宅で一人でしているので、まったくやっていない訳ではないのですけれど。

この一人稽古は割と有効です。

剣術でも相手がいないときは、一人で手数を稽古しますね。

これが柔術になるとなんだか頼りない気がします。相手がいないので、どこに力を掛けていいのか分からない。でもこれが大事なことなのかもと気づきました。

そもそも力を掛けてはいけないので、頼りないのが正解です。

チカラを抜いて、動きを点検する一人稽古を今後も続けていこうと思いました。

 

最後に、新しく学んだ澁川一流柔術の居合術を稽古して、特訓終了です。