師匠の指導

私が29日金曜までタイ出張で帰国が30日午前。私の不在時には代わりに稽古指導をしてくれるベテラン氏も仕事の都合で稽古できずということで、30日の稽古は中止に。

代わりに本日10月1日午前に稽古を行いました。参加できたのは私の他に1名のみ。

(ということで今日も写真掲載がありません。。。)

入門以来、爆発成長を継続中で、先週も本部にて師匠に指導を受けて来たので、その復習に私が駆り出されたようなもの、というのが本日の稽古の実態ですね。

まあ普段から日曜や平日の夜に時間があるときは、一人稽古をしていますので別に問題ないのですけれど。

 

細かな指導を受けて来たので、復習している様子を見せてもらったのですが、その人を通して師匠から私自身が指導を受けている感覚になりました。

私がおこなう指導の際には、自分に出来る最高の状態を見てもらえるように努力をしていますが、私の最高の状態であっても至らぬ点が多々あります。

というより至らぬ点ばかり目立ってきたように感じているのですが、それはひとまず措くとして。

 

師匠の指導を人を介して見てみると、改めて自分の指導の至らなさに気づきます。

武道は口でいくら説明できても体現できなければ意味がありません。

そういう意味で私自身が体現できていないところや自らの動きの至らぬところを教えて頂いたように思うのです。

指導の難しさと自分の至らぬ点を痛感した稽古でした。

 

それでも稽古はたのしいですね。

出来ないのは自分の心と体のコントロールが甘いから。

完全にコントロールが出来るとは思っていませんが、少なくとも稽古の間は一つ一つの動作や感覚を確かめることで、自分の心と体に向き合います。

雑音のない世界で生きているような感覚です。この時間が私には非常に貴重なのです。