第47回日本古武道演武大会

2月4日、日本武道館で澁川一流柔術の演武を行いました。

 

前日の2月3日に横浜での稽古に参加するため、朝7時前に新幹線に。

横浜支部長が確保してくださった小学校に到着したのが10時前。

マットをお借りして稽古をし、最後のご指導を頂くことができました。まだ十分ではないかもしれませんが、やれる稽古はおこなったと思います。

(横浜支部長、ありがとうございます。とてもよい稽古ができました)

夜の祝賀会にも参加させていただきました。お酒もいただき、ホテルに帰ると倒れるように眠りました。夜中に宿泊先の火災報知器が鳴ったそうですが、まったく気づかず。

本当に鳴ったのかしら?

 

演武会当日の出番は3番目。

私としては、これまでの稽古どおりの結果でしたが、反省点も多い。その場の変化に応じて対応することの難しさを痛感しました。集中することにより、周り全体への注意は届くようになってきましたが、自由に動けるか否かは別の話です。楽に動ける状態で常にいることの難しさを感じます。師匠はこの技が出せなければ、こっちの技というように、くるくる技を変えて、つまり自由に対応されますが、その段階に至るにはまだまだ稽古を積まねばならず、稽古だけでなく心の問題に向き合わねばなりません。

要するに昔から言われているように、居付かないことなのだと思いますが、実現は甚だ困難です。

よい経験、というのではなく(もちろん良い経験だったのですが)、根本的に稽古の在り様を見直さねばならないことを気付くことができたよい機会になりました。

 

その後は、お弁当を頂いて、多くの他流の見学をし、途中で話しかけられた女性の方に澁川一流の宣伝をするなど、まったりとした時間を過ごし、20時に大阪の自宅に帰着。

やれやれ、この半年以上の日本武道館演武のための稽古が終わりました。

 

この間、師匠には多くのご指導やご指摘を頂きました。ありがとうございました。

また同門の方々には、体調不良や稽古でなかなかうまく出来ず苦しんだ方もいました。

反省点はそれぞれにあると思いますが、体調不良や稽古で苦しんだ以上の技を出せたのではないかと思います。今後も稽古を積んでまいりましょう。

お疲れ様でございました。