3月16日、17日と大阪講習会を開催。世田谷支部長もフル参加してくださいました。
横浜支部長も予定されていましたが、コロナ罹患ということでやむなくご欠席。残念。
今回の講習会は、初日に無雙神傳英信流、二日目は大石神影流が中心です。
無雙神傳英信流では、やはり抜付けがうまくいきません。前回のご指導を頂いて、私自身がずいぶん進んだように手ごたえも感じていましたが、その後稽古を積んでいく中で違和感が膨らんでいきました。結局は心が逸り、形をつくろうとしてしまった結果、どんどん本質から外れていってしまったのだと思います。
まだまだ修行を積まねばなりません。
師匠からは動きが剣道になっていると何度も注意をいただきました。
十歳のころから、途中で何度か途切れつつも、社会人になっても、それどころかアメリカ赴任時でも剣道の稽古を続けていたので、30年近く体に沁み込ませてきた動きです。そんなに簡単に抜けることはありません。
が、一度はできた抜付けが、できなくなっているのは心の問題です。
また、何とかできるようになろうと焦れば焦るほど、体はかつての動きになっていくようです。もっとゆったり、体を感じながら稽古を積まねばなりません。
その他、居合でも剣術でも、技の想定や体の遣い方について、多くのことを教えて頂きました。とても得難い時間で、楽しく学ぶことができました。
課題もたくさんありますが、取り組むべき方向性はクリアになっていますので、道を踏み外さないように稽古を積んでいきたいと思います。