京都演武

5月3日は大阪で講習会。4日は下鴨神社、5日は白峯神宮での奉納演武でした。

師匠に多くを学べる貴重な機会であり、師匠の美しい演武を拝見できる場でもあります。

加えて横浜支部長もご参加。いつも適切な助言を頂き、これまたありがたい機会です。

私は三日間とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

 

講習会は午前中を片山市民体育館で。抜付けの稽古から始まり、大小立詰、太刀打。

午後は北千里体育館で、大小詰と柔術の形を学びました。

多くのご指導と助言によって、理合いの理解が深まりました。体現できるかは別として。

稽古を積んで体現できるようにならねば。

 

下鴨神社では、大小立詰の受けを行い、柔術は打込を演武したあと、十手と分童の相手。

これまで稽古を積んできたので、稽古のままの演武となりました。

緊張はしなかったのですが、本来の力量以上の演武はできませんね。

 

白峯神宮では、大小詰を受けて、柔術は吉掛、四留、片胸側、裏襟の受を行い、半棒の演武。半棒は少し不安もありましたが、これも普段の稽古どおりの技であったと思います。

緊張せずに演武することが出来ました。

 

師匠と横浜支部長の演武は二日とも圧巻でした。師匠も横浜支部長もうつくしい。

太刀打、詰合、半棒、刀と棒、御膳捕打込、三尺棒、三尺棒御膳捕の演武でしたが、どれも素晴らしい演武でとても真似できません。まだまだ修行が必要です。

 

手前みそ?だけではいけませんね。

多くの流派が参加されていました。進退に無駄がなく、心と心のつながりが見えるような演武や、激しい気合で棒を打ち合ったり、両腕を極められた状態で投げられながら受け身を取って技を返す柔術に感嘆したりしました。私の好きな槍術も拝見することが出来ました。

皆さん各地で稽古を積まれ精進されている様子が伝わってきました。

立居振舞に学ぶところも多くありました。

 

3日間快晴に恵まれながら、それほど暑さを感じず、快適な中での奉納演武でした。

それでも稽古に終日の外出はなかなか疲労がたまりましたね。

とれるときにしっかりと休息をとることにしましょう。