打太刀と仕太刀

3連休の初日ですが、今日も変わらず稽古です。

 

居合は斬撃、大森流、英信流表、詰合、大小詰、大小立詰。

剣術は陽之表、三學圓之太刀、二刀、小太刀。

柔術は演武する形を稽古。

 

徐々に打太刀の稽古をしてもらうようになってきました。

打太刀も仕太刀も稽古をしないと本当の稽古にはならないと思いますので、継続して打太刀を学んでもらいましょう。

柔術では、私は投げられ役になることが多いですが、投げられていると何処にチカラが掛かっているのか分かるようになってきます。

そうすると、今度は投げる際に、どのように動けば相手に技が伝わるのか分かるのです。

(澁川一流ではいわゆる「投げる」という技は少ないとは思いますが、分かりやすい表現であるため、敢えて使っています)

これが、受け側の効用ですね。もちろん極めて一次的な効用ではあるのですが。

 

剣術も相手を立てて行う居合の形も原理的には同じです。

仕太刀は機先を制したり、応じたりする訳ですが、仕太刀にどのようにされると打太刀は参ってしまうのか。そういう視点で、打太刀を学んでいます。

 

打太刀を学ぶことで、仕太刀の技がより厳しくなり、厳しい仕太刀の攻めを受けることで打太刀の力量も上がっていく。このような稽古も可能です。

仕太刀と打太刀の相互を学んでいきましょう。