11月23日24日は大阪講習会。
23日はイタリアからの体験稽古にこられたHさんが参加。
コロナ前にも大阪支部に来られたことがあり、今回も奥様同伴の上でのご参加です。
稽古は、大石神影流を基礎から。
陽之表、陽之裏、三學圓之太刀、小太刀、二刀まで、一日を掛けて稽古をされました。
その間、私はずっと打太刀を務め、お相手をしました。
師匠から丁寧な説明を受けながらの稽古。それも英語なので、割とシンプルな表現です。分かりやすい。とても勉強になりました。
また、私自身の打太刀のよい稽古になり、師匠に指導いただいた手の内や姿勢に集中して取り組むことができました。後半から、すこし楽に遣うことができたように思います。
夕食をご夫妻とご一緒し、次回もまた一緒に稽古をすることを約してお別れです。
もう17回も日本に来られているらしいので、またお会いすることができるでしょう。
24日は大阪支部メンバーのみ。贅沢な時間です。
午前は半棒と長刀の復習。
半棒は打ち込みについて、多くの指導をいただきました。手の内で棒をすべらせることをしなければなりませんが、基本的には刀と同じ手の内と腕の遣い方。
チカラではなく、棒や腕の重みを活かした打ちにならないといけない。
すこし感覚がつかめてきたので、稽古を積んでいきましょう。
午後は奥居合の立業。
奥居合は、これまで講習会などで少し教えて頂いたことはありますし、師匠の演武動画を見ながら学んではいましたが、今回のような細かな教えを受けてはいませんでした。
今までやっていたことは、やはりちょっとズレていました。
想定には、首をかしげてしまうようなものもありますが、体や刀の遣い方はとても面白い。
できない技が多かったですが、また稽古を積んでいこうと思います。
これまで学んだことのある形や手数も、あまり学んでこなかった形も、学べば学ぶほど奥が深く、面白さが尽きません。
稽古あるのみです。