1月15日(土)は本部稽古、16日(日)は岩国で開催されたSORA文化フェスティバルで演武。
大阪支部からの我々2名に加え、横浜から支部長が参加です。
本部稽古は、初発刀のとても細かいところを教えて頂きました。
むずかしいですが、楽しい。自分の体なのに、思うように動かないのです。
いやそもそも、自分の心なのに制御できないものですね。
いまだに、抜付や斬撃で斬ろうとしています。師匠に指摘されるまで、気づけない。
それほど、自分の心を正しく捉えるのがむずかしいということですね。
(言い訳ではなく実感です)
悪戦苦闘、工夫と試行錯誤をしながらの稽古です。
その後は、演武のための稽古。長く取り組んできたので、まずまずでしょうか。
残った時間で、かねてより指導を頂きたいと思っていた天狗抄をリクエスト。
本当は私が仕太刀で教えてもらうつもりだったのに、相方がいきなり打太刀が出来ないので、まず私が打太刀をして手順を示して、その次に私が仕太刀を教えて頂こうという作戦。
(大阪でも何度か稽古をしているはずなのですけれど)
ところが、相方の仕太刀指導に時間を取られて、私も仕太刀をしたものの何だかあんまり見て頂けなかったような。。。
もちろん私も学ぶところは多いのですけれど。
ならばと、三學圓之太刀を希望。しかし、これも横浜支部長が仕太刀で私が打太刀。。。
うむむむむ。
横浜支部長が指導を受けるところは、とうぜん私も大変勉強になるのですけれど。
翌日は大石神影流剣術の演武。
試合口、陽之表、陽之裏、三學圓之太刀、二刀、小太刀、長刀合、鎗合、天狗抄、神傳截相
小太刀以降は真剣です。つまり「真剣」を用いた演武です。日本語って難しいですね。
総じて、迫力のある演武になったとは思いますが、私は真剣の小太刀で攻められる役で、最後には師匠に真剣で対峙しましたので、その間のお客さんの反応を見る余裕がありません。
特に師匠からは、真剣で対峙するだけでも大変なのに、真剣で顔面に向かって突きを頂き(もちろん寸止めです)、真剣で脳天に斬り込まれ(もちろん寸止めです)、正直なところ本当に突かれ、斬られたような感覚になりました。得難い経験です。
何だか全身がしびれたような余韻を感じつつ、帰路へ。
新大阪駅で、妻と娘に刀と荷物を渡し、出張用の荷物を受け取って、自宅には帰らずに関東へ出張です。
なかなかにタフな二日間でした。